何日か前に、Yahooで佐々井秀嶺さんの記事を見た。
「自らの限界を打ち破り、人生を闘え」佐々井秀嶺(87)は如何にしてインド仏教界1.5億人の頂点に立ったのか
今まで知らなかったけれど、インド仏教界最高指導者が日本人、その人のこれまでが、
なんで今まで知らなかったのだろう、という凄い内容だった。
私はインド人がいまいち嫌いなんだけど、その理由が、インドがカースト制度をいまだに持ち続け(制度としてはなくなっても色々な身分制が残っているらしい)、「自国民が、人間の良心をもってなぜ改善しないのか」という。大昔に持った引っ掛かりが一番大きくて。あとは女性蔑視、年中ニュースになるレイプ、それを悪いと思えない位低いらしい教育、道徳水準。
それをインドでこの数十年にわたって戦ってきた人がいた。
引用
「自らの限界を打ち破り、闘え」。
それはまるで、インドとは違う生きづらさを抱える日本人へのエールのようにも聞こえました。
(佐々井秀嶺さん)
「自分の人生を変えられないということは、誰でも言えることですが、どの道でもいいから、一歩一歩、歩んでいただければ、ありがたいと思います」
wikiをみたら、高尾山のお寺さんのご縁でタイ(ここで恋愛沙汰)→インドと流れたらしく。記事書いた方の言葉だけど「インドとは違う生きづらさを抱える日本人」
「闘え」
諦めるな!手を伸ばせ!っていう叱咤激励が物凄く端的に出ている。
この人自身は、戦時中頃の生まれで、師匠が戦うひとだったから、闘います!と87で宣言している。
力強い。
(佐々井秀嶺さん)
「闘争せよ。師匠は戦争中に闘争した。警察に捕らえられたり、いつ銃殺されるか分からなかった。私もその弟子であります。今からも、やります」
本当はその人はどんな人なのか。目の前にいたら? 向き合って話せるだろうか。記事からはわからない。いつも考える。
それでも、心が共鳴する。
もっと知りたいと思う。